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「食べ物に含まれる体に必要な成分」を意味し、大きく次の五つに分けられます。 |
栄 養 素
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は た ら き
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多く含まれる食品
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炭水化物(糖質)
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体を動かすためのエネルギー源となります |
穀類・いも類・砂糖 |
蛋 白 質
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主に血液や筋肉など体を作る材料となります |
魚・肉・大豆製品・卵 |
脂 質
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エネルギー源となります |
油・肉の脂・バター |
ビ タ ミ ン
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体のはたらきを円滑にし、整える作用をします |
野菜・くだもの |
ミ ネ ラ ル
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体の材料となったり、はたらきを整えます |
野菜・海藻・小魚 |
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健康を考えて食事を摂るとき、最も重要なことは「体に必要とされるすべての栄養素を過不足なく摂る」ということです。そのためにはひとつの栄養素だけを摂っていても無理が生じます。また、複数含んでいる「食品」にしてもひとつだけで「完全な栄養を含む食品」はあり得ません。そのためにはいろいろな食品を組み合わせて過不足を補うようにしなければなりません。 |
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< 1 群 >
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< 2 群 >
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< 3 群 >
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魚・肉・卵・大豆製品
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牛乳・乳製品・海藻・小魚類
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緑黄色野菜※1
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はたらき
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ミネラル(カルシウムほか)
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ビタミンB1・ヨウ素
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< 4 群 >
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< 5 群 >
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< 6 群 >
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淡色野菜※2・くだもの
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穀類・いも類・砂糖
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脂肪の多い食品・油脂類
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※1 かぼちゃ・にんじん・ピーマンなど |
※2 キャベツ・だいこん・ナスなど |
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毎日の献立を考えるときに、難しい栄養素のことを考えなくても、食品の組み合わせを注意し、バランスのとれた食事ができるように、栄養学的な役割を考えた上で6グループに大きく分けたものが上の食品群図表です。
これらの食品を、主食・主菜・副菜と組み合わせ、栄養のバランスがとれた食事ができるようにすることが大切です。 |
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+
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+
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糖 質
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たんぱく質、脂肪
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<5群 ほか>
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<1群・6群ほか>
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<2群・3群・4群ほか>
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それぞれのグループごとに食品を偏りなく食べることにより、質としてのバランスも自然にとれることになります。
栄養知識を伴わない、嗜好本位に自由に食べ物を選択していますと、栄養の偏りを招き、肥満、貧血、さらには生活習慣病といった不健康を招きます。
食品を上手に組み合わせて一日三食をできるだけ偏りのないようにしましょう。 |
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